レンタルサーバー比較・サーバー基礎知識

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レンタルサーバーについての基礎知識

レンタルサーバーにはたくさんの種類があって、迷ってしまうものです。
レンタルサーバー選択する際に最低限押さえておきたいポイントです。

サーバー選び比較ポイント

レンタルサーバーの選び方、ポイントは用途により様々ですが、収益を狙う為にホームページを制作するのならば、もっとも大事なのは安定表示能力といえます。
ホームページが表示されなかったり、遅かったり、ずれたりすることがどうしても起きてしまいますが、これはユーザー様の信用を失い、SEO対策でも大きな弱点となってしまいます。

その上でサーバーに必要な機能、そして必要なだけのディスク容量があるかどうかになります。

個人での趣味利用をメインに考えれば、サーバー会社の機能一覧を見ていると予想以上に低価格で充実した機能重視系のサーバーもあります。

見かけ安いサーバーには転送量制限があったり、CGIで不具合がでたり、メールの総受信量が少なめであったり、各種ソフトを活用するスペックが不足したりと、実は落とし穴がある場合もあります。

とはいっても、レンタルサーバーの条件は頻繁に変わっていくものですし、乗り換えも難しいものではありません(独自ドメインで利用していれば簡単)。ステップアップをふまえ、まずは現在必要なものプラスアルファ程度で選べばいいと思います。

WEBサーバーとは

サーバーとは様々な種類がありますが、ファイルサーバーと呼ばれるのがファイルを置いておくパソコンです。そして、WEBサーバーとはホームページのファイルを置いておく場所で、さらにインターネットを通じてアクセス出来るパソコンです。

WEBサーバーには特別な作りのものもありますが、基本的には通常のパソコンでも成り得ます。例えばアパッチと呼ばれるサーバーソフトがインストールされていて、グローバルIPアドレスが割り当てられていれば、WEBサーバーとして機能します。

レンタルWEBサーバーでも中身は普通のパソコンの兄貴みたいなものから、安定性を重視した特別な仕組みのパソコン、複雑なバックアップ構成がされるパソコンまで様々です。
これらWEBサーバーのスペックによって、レンタルサーバーとしての資質や料金が変わってきます。

そしてWEBサーバーはIDCと呼ばれる、データセンターや使用している回線なども加えて、評価される事になります。

  サーバー会社は多数あるので、比較も難しいですし選ぶのも迷ってしまいます。当ホームページには安心おすすめのコストパフォーマンスに優れたサーバーを集めていますので、ぜひ参考にしてください。

サーバーと容量の関係

レンタルサーバーを選ぶ際、一番最初に迷ってしまうのは、サーバーのディスク容量ではないでしょうか?

  これからホームページを制作する場合は、ホームページの規模と使用したいメールアドレスの数を元に決めればよいでしょう。特別な場合や大規模なサイトを除き、 一般的なホームページの容量は10MBから50MBくらいに収まります。

それにメールアドレス一つに付き、5MB〜10MBくらいを確保すれば、基本的には大丈夫でしょう。また、CGIやデータベース、各種ソフト、アクセス解析を活用するなら、プラス100MBくらいあればとりあえずは大丈夫だと思われます。

そうして考えると、合計で200MBくらいあれば、そんなに問題なくホームページを運営できることになります。

また、SEO対策に目を向けると、やはりページ数が多い方が有利です。さらにサブドメインやマルチドメインが使える場合は、姉妹サイトを増やしていくのが効果的。こういったページ数や画像数、そしてファイルのバックアップまで考えれば、容量が大きい方が後々までサイト構成の自由が利くのも事実です。

※大容量でも重要なのは転送量制限がポイントになります。

サブドメイン、マルチドメイン

レンタルサーバーの強力な機能の一つにサブドメイン設定マルチドメイン設定というものがあります。個人でアフィリエイトを行う場合などに、とても役に立つ機能です。

サブドメインが設定できると、1つの取得した独自ドメインから擬似的に複数のドメインを設定できます。

例えば○○○.comというドメインにサブドメインを設定するとURLは、
http://****.○○○.com
となります。****の部分はご自由に設定ができます。ホームページのメニュー項目別にサブドメインを設定したり、複数の姉妹サイトを制作する事が可能です。

  マルチドメイン対応ならば、一つのサーバーに複数の取得したドメインを登録できます。一つのサーバーで、複数のドメインを運用する事で、ドメイン管理が楽になるのと、トータルでのとコストダウンにつながります。

マルチドメインはSEO対策的にみるとデメリットもあり、1ドメイン1サーバーでの運用が望ましいですが、サーバーが対応していて損はありません。自由度と選択肢が増えます。

詳しくはサブドメインとは マルチドメインとは ご覧ください。

サーバーとアクセス解析

ホームページを効果的に運用するとすれば、 アクセス解析が必ず必要になってきます。

アクセス解析には、サーバーログ型とHTML埋め込み型(ASP型、ビーコン型)があり、それぞれ利点があります。そして後者を利用する場合はサーバー選択のポイントとはなりません。後々、ネット上のサービスでアクセス解析が利用できます。

 サーバーログを利用したアクセス解析は概ね高機能な場合が多いので、アクセスアップの為の分析に有利になります。

  高機能で使いやすいアクセス解析ソフトがあればあるほどいいので、これを重要視すると、標準の機能、オプションの選択余地などが重要なポイントになります。

どのアクセス解析がいいかは、いろいろと試して見るのが一番です。また、ネット上のアクセス解析サービスとして、グーグルのアナリティクスは非常に強力で便利ですので、アクセス解析が利用できるサーバーもできないサーバーも、このアナリティクスも利用するといいかもしれません。

アクセス解析については、こちらで解説しています。

ホスティング比較の注意点

その他の重要な点として、転送量と帯域制限があります。

転送料というのは、その名の通りサーバーを通るデータ転送料です。サーバー会社によっては月々の転送料目安が決められていて、一定以上で課金の場合や上位プランに変更となったりします。

ディスク容量がどんなに大きくても、マルチドメインに対応していても、転送量に制限があれば、それ以上のアクセスは追加料金やプランの変更が必要になってきます。

それならば、同じ料金で2つのレンタルサーバーを利用できるということにもなり、せっかくお得で選んだはずが本末転倒になってしまいます。アクセス人数が1000人/日くらいからは注意が必要になります。

帯域制限とは、簡単にいうと、時間あたりの転送料を制限するというものです。制限されると、著しく速度が落ちます。

その他、ネットワークゲームやブログシステム、CMSを設置したい場合に、どの程度まで耐えうるか、例えばブログの再構築ができるかなどは、お試し期間を有効に使ってテストしましょう。

詳しくは転送量と転送制限とは 帯域制限とはをご覧下さい。

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