アクセス解析の比較と解説

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レンタルサーバー比較ガイド > (一歩奥行くサーバースペックの見方) アクセス解析とは
アクセス解析とは・サーバーインストール

ウェブサーバー運用でのアクセス解析について

アクセス解析の概要

アクセス解析とは、自分のホームページの アクセスログを解析し、有益なデータとして表示させることです。 ホームページへのアクセスを増やす為、アクセスをゴールに導く為、必須ともいえる分析です。

アクセス解析ソフトと種類

アクセス解析もソフトによって行うものですので、ソフトによって機能が違います。情報の量やアクセスログを解析するスピード、情報の表示の仕方などが違ってきます。
そして、共有レンタルサーバーによって、標準またはオプションでアクセス解析が利用できるウェブサーバーや、標準では利用できないウェブサーバーがあります。

よく利用されるアクセス解析ソフト

  • webalizer (ウェブアライザー)
  • AWstats (AWスタッツ)
  • analog (アナログ)
  • Urchin (アーチン)

共有レンタルサーバーにおいて、上記のアクセス解析が利用可能な場合が多いです。個人向けのサーバーの場合は上の3種、ビジネス対応のサーバーの場合はアーチンが利用できる事もあります。


ご自身で準備して利用するアクセス解析

無料サービスやフリーソフト各種
  • google analytics (グーグル・アナリティクス)
  • FC2・アクセス解析
  • 忍者ツールズ・アクセス解析
  • アクセスログ解析ソフト
有料サービス
  • (WEBビーコン型)
  • (アクセスログ解析サービス)

レンタルサーバーの標準機能でアクセス解析が利用できなくても、インターネット上には無料で利用可能なアクセス解析サービスが用意されています。

アクセス解析で分析できることの例

  • ページビュー(延べ何ページが開かれたか)
  • ユニークアクセス(何人の人にみてもらっているか)
  • 検索エンジンからのキーワード(なんのキーワードでHPに訪問してくれたか)
  • ページ別アクセス(開かれた各ページの数)
  • 入り口・出口ページ(訪問されたページと出口となったページ、その数)
  • 訪問者の行動(サイト滞在時間や平均ページ閲覧数)
  • 訪問者の情報(利用ブラウザや解像度など)
  • お気に入り登録数

上記は例ですので、アクセス解析ソフトによって機能は異なります。

アクセス解析の種類

アクセス解析には種類があります。「サーバーログ型」、「webビーコン型」、「パケットキャプチャー型」とありますが、一般的に使われているのは前述の2つで、すなわちサーバーログ型とwebビーコン型となります。

サーバーログ型とは

レンタルサーバーにもともとインストールされ、指定されたホームページを開くだけでアクセス解析を確認する事ができます。 analog、webalizer、AWstats、Urchinなどが当てはまります。


webビーコン型とは

各ページに数行のタグを貼り付けることで、ウェブサーバーとは別のアクセス解析プログラムにデータが送信され、解析されます。ユーザーは管理ページを開いてアクセス解析を確認できます。 グーグルアナリティクス、忍者ツールズ、FC2アクセス解析などが当てはまり、無料で利用できます。

アクセス解析の比較

サーバーインストール型の各種アクセス解析の比較

AWstats (AWスタッツ)
サーバーにインストールされるアクセス解析の中では、比較的高機能。必要十分な情報を提供してくれます。注目はお気に入りへの登録数が表示されること。1画面で基本すべての情報が表示されるので、スクロールのみで確認出来る。「月」ごとしか分析ができないのが欠点。
webalizerとanalog (ウェブアライザーとアナログ)
シンプルで親しみやすいですが、情報は最小限。ページビューやユニークアクセスがグラフで表示されます。「アクセスを確認」したいだけならこれでも。「アクセスを分析」するのなら他のサービスを。
Urchin (アーチン)
とにかく高機能で、アクセス数の確認に止まらず、アクセス数増加、アクセスをゴールへ結びつける為に分析ができます。グラフィカルでわかりやすい。解析スピードと情報量はダントツ。機能が使い切れないほど豊富な反面、確認にクリック数が多くなる。

これらを比較すると、別格に高機能なのがUrchin。様々な分析に利用できます。次に大きく間を空けて、”比較的”高機能なのがAWstatsとなります。最後にwebalizerは興味があるから見てみたい、そんな場合に。

AWstatsとwebalizerを比較すれば、どちらも使い方は簡単。ワンクリックで確認できます。違いは、情報量ではAWstateが断然上。詳細な分析には向きませんが、アクセス解析マニア以外は十分との意見も。
一般的で比較的高性能、ということで、AWstateをオススメします。


その他のアクセス解析を比較

google analytics (グーグルアナリティクス)
基本的にアーチンと同様の機能で、使いこなすのが大変なほど高機能。無料で使えます。グラフィカルですが1画面に表示されるデータが少ない為に、様々なデータの表示にはクリック数が多くなります。また良くも悪くも、データはグーグルの順位付けに利用されていると一部で言われています。
忍者ツールズやFC2のアクセス解析サービス
どちらも無料で利用できるアクセス解析サービスの代表格。親しみやすくて簡単。わずかに広告が表示される。解析される情報はFC2が一歩リード。AWstateに近い情報が表示されます。
各種フリーソフトなど
フリーソフトにもアクセス解析ソフトは多数揃っています。ご自身のパソコンにソフトをインストールし、生ログを分析します。 利用には「生アクセスログ」を吐き出せるレンタルサーバーが必須な点と、解析に利用するパソコンには高いスペックが必要です。データをローカルで保存出来る為、長期間にわたってのデータ保存が可能です。

グーグルアナリティクスとFC2のサービスを比較すると、利用に当たってはどちらも簡単、無料。解説や機能などわかりやすいのはFC2。それなりに楽しめます。

アナリティクスは和訳された日本語も分かりづらく、専門用語も多いです。しかし機能は比較にならないほど。アフィリエイトを含む個人ビジネスや集客用ホームページを運用していくなら、頑張ってアナリティクスを利用するのをオススメします。

アクセス解析の総括

アクセス解析を行う目的は、アクセス数を伸ばすため。 またはアクセスを注文まで結びつけているか、などになります。
アクセス解析を見て分析することで、SEO対策、ホームページ更新やページ追加のアイデアやヒントを得る事ができます。

google analytics (グーグル・アナリティクス)が無料で利用できるようになり、アクセスの確認からゴールへの道のりまで可能なのがアクセス解析。アクセス解析の結果をしっかり分析することで、次に繋がります。

レンタルサーバーとアクセス解析

標準で基本的なアクセス解析を備えるサーバー例

Urchinが標準、またはオプションで利用可能なサーバー例

月額料金で選択

レンタルサーバーのスペック機能には、複雑でわかりにくい言葉が多いのも事実です。

このホームページではサーバー機能の理解を深めつつ、スピーディにより賢いレンタルサーバー選びが出来るように考慮しています。
皆様のレンタルウェブサーバー選びのお力になれれば幸いです。

レンタルサーバーの乗り換えは、カンタンで手間がかかりませんので、状況、条件に応じて乗り換えをオススメします。

乗り換えて、乗り換えて、きっと五納得のレンタルサーバーに出会えると思っております。

インターネットがビジネスの武器になっていらい、レンタルサーバーのスペックはどんどん向上していますので、きっと納得のご予算で納得のサーバーを選べると思います。

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